幻想の終焉？

http://d.hatena.ne.jp/Taka2/20061007#1160157522
深いですね。
Berryz工房というのは、モーニング娘。に疲れた(意味はいろいろ)人たちが逃げ込んだ場所というイメージがありまして、それゆえにベリヲタは娘。に戻れない人が多いのではないかと思います。
「永遠の夏」幻想には、そうしたルサンチマンが含まれていて、それはハロプロの絆を壊すかもしれないというのが、私のベリヲタに対する違和感の原因です。もともとハロプロキッズというのは、ジュニアアイドルとしての活動を目指したものではなく、普通にハロプロの一員として長く、「夢見る頃を過ぎても」活躍するために幼いうちからの経験が役立つことを期待されていたはずです。

この話題が出てきた文脈が分からないのですが、「嫌な成長」の1つは「色気」ではないかと思います。その典型例がこちらです。
http://d.hatena.ne.jp/phonda/comment?date=20060513#c

Berryz工房さんの胴体にふくらみとか存在しないと信じています…きっと何かの手違いだと思います…

胸が大きくなるのも嫌なら、それをおおっぴらに見せることはとんでもない、となるのでしょう。
菅谷梨沙子写真集がハロプロDDに好評で、ベリヲタに否定派が多いというのは、りしゃこを小学生と思っていない人にとっては問題はないということになります。(その意味では、帯に12歳と大きく書くべきではなかったと思います)
対照的な考え方を挙げてみます。
http://d.hatena.ne.jp/carina_canopus/20060126#1138274700

美勇伝、ミキティ、そして愛ちゅんの写真集を見てきました。どれもいい写真集でしたけど、自分としてはやっぱり愛ちゅんのが一番好き。
特に背表紙にも使われている、グレーの薄手のミニスカート*6の衣装の愛ちゅんが大好きです。
佇んでるだけで美しい。笑顔を弾けさせればパッと場が明るくなる。この子やっぱり絵になるなぁ…と思いました。

あとどの写真集でも思うんですが、自分は水着よりも他の衣装の方が好きだなぁ、と。なんかね、そのへんのメンバーの水着飽きた（爆
もし今後のBerryz工房の写真集で水着ショットがある分には相当見たいんですが、このあたりのメンバーのはねぇ…。

今ロリコンって思っただろ。

そういうことじゃないんですよ。要するにですね、上の３つの写真集を出しているメンバーってもう身体が出来上がっちゃってるじゃないですか。
最年少の唯やんでも18でしょ？ここから身体の変化ってそうそうないと思うんです。今後出てくる写真集と比べても面白くなるかなぁ？って。
もちろん太った痩せた、あとエッチな身体になったとかそういうことはあるかもしれませんが、人間の身体が一番変化するのはやはり成長期。
だから第②成長記…じゃない、第二成長期真っ只中のBerryz工房をこそ写真に収めておくべきだと思うんです！

CCさんが「ちっちゃいこ大好き」なのは有名な事実なのですが、一方で「私はロリコンではない」とよく主張されています。「ちっちゃいこしか愛せない」わけではないという意味で、これは正しいと思います。
つまり「水着を嫌がる方がロリコン」ということになります。

もちろん、「むしろその方がロリコンだ」といわれようが断固拒否する、とか、事務所の意図に反して何が悪い、とかいう主張もあるでしょう。しかし、キッズメンバーを幼いからこそ意味がある存在とするのは、彼女たちに失礼だとはいえます。

これに関連して、ジュニアアイドルがよく言われる「劣化」の話です。この言葉は、成長が往々にしてあさっての方向への変化を引き起こす危険性を語るものです。
http://d.hatena.ne.jp/helloblog/20061013/p2
いぬいぬさんはルックスよりは精神的なものを問題にしているようです。例えば、松浦亜弥の本格シンガー路線や後藤真希のセクシー路線に対する、一部の冷たい視線のことかと思ったら、そうではありません。
「スキャンダルを問題視しているが、水着グラビアは問題視していない」というのはわかりにくい立場かもしれませんが、それはアイドルの職業倫理の問題としてとらえているからでしょうね。この意味では加護亜依が究極の「劣化」の例でしょうか。ただし、14歳位の時期に脱退が噂されたこともありますので、「18歳前後が危険」の根拠としては弱いかもしれません。むしろ、幼いほど純粋さを期待されるので、それが傷つけられる恐怖は大きいと私は思います。
「18歳前後はアイドルとして難しい」という説ですが、これはおそらく一時的かつ局地的な状況を一般的な理論で説明しているように見えて、あまり意味はないのではないかと思います。「スキャンダルを恐れて同性向けに売り込む」というのは(これも他の要因の方が大きいと思いますが)あるかもしれませんが。