村上事件に対する各所の反応

おおむね受け入れ難い派から順に並べてみました。

ネット上での流出騒ぎに歩調を合わせるかのようなタイミングといい、紋切り型のアナウンス内容といい、くだんの盗撮写真が今回の脱退劇の引き金になったことは明白だ。つまりプライベートを盗み撮りして、これ見よがしにネット上にバラ撒いたストーカー野郎が、彼女の芸能活動を強制終了させたと言える。こうしてアイドル歌手の卵「村上愛」は、心無いファンによって殺された。
(中略)
このような理不尽な仕打ちに対しても、「めぐの意思を尊重云々…」と唯々諾々と従うだけの腰抜け連中は、そもそもファンを名乗る資格ないと思いますよ。村上さんの脱退責任を所属事務所に転嫁するつもりはありませんが、今回の処遇は決して適切なものであるとは言えないし、だからこそファンとしての矜持があるなら、正々堂々と抗議すべきだと思いますよ。僕も一応ファンクラブ会員の端くれだから、協力してくれといわれれば署名でも何でも微力ながら助太刀します。こんな通告までハイハイと呑んで泣き寝入りしてしまったら、もうファンとしての存在価値ありませんよ。ときには剣を取って闘わないと。
http://tricolore.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_9d25.html

あまりにも突然すぎる告知に、村上さんのファンからしてみれば、ずっと見続けてきた人が、ある日を境に忽然と目の前から姿を消してしまう。UFWからのお知らせには、当人のコメントも掲載されてはいますが、これをこのまま鵜呑みにする人はいないでしょうし、とても納得なんて出来やしないでしょう。
脱退の裏側なんて知る由も無いが、学業に専念するって凄く便利な言葉だねぇ。。。
あの事務所は、これからもどんどんと開花していく才能の目を一つ摘んでしまった。
何かあれば、すぐに首を切るという、あの事務所の体勢というか空気がイヤになってくる。
http://d.hatena.ne.jp/natsumilk/20061101

誰か、上の「大事なお知らせ」を信じる方法を教えてくださいな。「愛」を聴きたい自分も「愛」を聴きたがらない自分もこの点は同意している感じ。"学業に専念する為" "脱退"。学業専念なら「卒業」が適当な用語だとは思うけれど、百歩譲って "脱退" だとしても「脱退する事をご報告致します。」ではなく、"脱退したことをご報告致します。" ッスか。様々な視点で見ても「わっきゃない(Z)」*1。これで「うーん、残念だけど仕方ないなぁ。めーぐる、頑張れ!」というように納得するファンの割合が知りたい。
2006-11-02 - ぶるふぉぼ。ディスプレイ

男と寝て何が悪い
その汚らしい口で二度と恋愛を語るな。
2006-11-01

自分は全く知らないんですが、事務所と交わす契約の中には「恋愛の禁止」というものもあるんでしょうか…
まぁ実際に契約書に書いてあるかどうかはともかく、大っぴらな恋愛が禁止されているのは確実でしょう。
でもそこは年頃の女の子、ましてやあんなに魅力あふれる彼女たち。実際1つや2つは恋愛していると思いますよ。今回の彼女に限らず。
そして…公にならない限りは事務所も黙認しているんじゃないでしょうか。
仮にお付き合いがあるなら*7気づいてないわけないと思います。その上で釘は刺しつつも穏便に済ませているのでは。
これだと恋愛楽しんだもん勝ちみたいですが、実際には隠し隠し付き合うというのは相当大変でしょうし、
レッスンやコンサートでハードな毎日を送っている彼女たちにとっては恋愛というのは活力になる分確実に負担にもなるはず。
その上での、うまく一般の目から隠しながらのお付き合いなら認められていると思うんですよね。
一方ファンとして…ですが、表立っての恋愛発覚は冷や水を浴びせられるような気持ちですが、
恋愛することで恋する気持ちが実際にわかって歌を歌うのにより気持ちがこもるなら、アーティストとして成長するなら、
こっそり恋愛してくれるのはむしろ喜ばしいことじゃないですかね。
そういった穏便に済ませられていた、微妙なバランスの上に非情な鉄槌を下したんですよ。冒頭に書いた人たちは。
自分がやったことがその後どうなるかも考えず…いやむしろ確固たる悪意をもってやったんでしょうが、
ちっぽけな虚栄心を満たすために鬼の首でも取ったかのようにでかでかと画像貼って…ネット伝いに話を広めて…
ひどい。
2006-11-01 - High! ゆうか狂想曲です。

UFAはその潔癖症さゆえに
今回のような影から狙い撃たれるようなアタックに対しては本当に無防備で、
焦土作戦ともいうべきイチかゼロかといった極端な対抗策しか持ち合わせておらず、
村上愛本人の落ち度はあれど、彼女は被害者と言うべきだろう。
安倍の盗作騒動、加護の喫煙事件を見る限り、
UFAがこうしたゴシップに対し
戦わずして「臭いものにふた」の姿勢が基本であることは明々白々で、
事務所のこうした対応を批判するファンの世迷い事を読むと、
「何をいまさら」とうんざりするというのもまた事実だ。
しかし、それでも僕は今回の件に言いようの無い危機感を覚える。
それは、敵(この表現が正しいかどうかはわからないが)の正体が「見えない悪意」であり、
この敵から身を守る方法は無いからだ。
2006-11-02 - ペペロンチーヌのちょっと甘〜い生活

(三国志大戦馬謖の画像)
ま、こういうことだよね、きっと

村上ちゃんとやらだって悪くないし事務所だって悪くない
誰も悪くなくて誰も得してない
だからやりきれない
http://marykonkon.hp.infoseek.co.jp/

あんまりこんなことを書きたくないが。
ねぇ、めーぐるさん。
これは本当にあなたの考え抜いた末の結論?
100%そうと自信を持って言ってくれるなら、これからの道を応援したいけど…
℃-uteさんはこれから単独コンサートという大きな舞台を目指すんでしょ。
その時期に、あなたの導く結論としては…ちょっと不思議なんです。
それでも言っておきたい。
めーぐるさん、
今までありがとう。
http://d.hatena.ne.jp/kenken76/20061101

今までうちは、脱退や卒業の時の事務所発表は、信用するに値する情報だと思っていました。
最近だと紺野・小川の件がありますが、うちはウラを読むことはしましたが、最終的には事務所発表を信用しています。
噂もありましたし、そのことを肯定することが出来る情報もありました。でも、事務所発表で納得しました、うちは。
しかし今回のめぐの件は、あまりにもタイミングが悪すぎます。どう考えてもあの写真の一件が関わっているとしか思えません。
(中略)
全くの憶測でしかありませんが、事務所は懸命に残るように説得したはず。間違っても解雇するというようなことはないはず。今の時期にそんなことをすれば、イメージダウン以外何も残らないから。
ではなぜ脱退に至ったか。それは、めぐが頑なにファンの前に出ることを拒んだのではないか?ということです。
うちはそんなにめぐのパーソナリティを知りませんが、繊細な心の持ち主ではないかと思うのです。それも神経質なくらいに。
正直、見ていてあまり気持ちのよくないヲタとも握手してきたでしょう。でもそれ以上に℃-uteとしての活動、そして私生活も充実していたから、今まで来れたのでしょう。
ですが、あのストーカーの撮った写真で、そのバランスが崩れてしまった。大事な私生活の部分まで公にされてしまってまで、℃-uteとして活動していけるのか、それを天秤にかけたとき、どうしてもヲタの前に顔を出すことが出来なくなってしまったのではないのか、つまり、めぐの気持ちが萎えてしまったんじゃないのか、そう思うのです。
事務所も一生懸命引きとめたでしょう。ですが、それ以上にめぐの気持ちの萎えた方が強く、最後の最後まで説得したけど、めぐの引き止められなかった。だから1日になって「31日付けで脱退」という事後報告の形になってしまったのだと思うのです。
あから、今回の「学業優先」という理由は、正直腑に落ちません。
でも決まってしまった、そして既に31日付けで脱退してしまっています。もううちらの前にめぐは戻ってきてくれません。
めぐに「こんな形で終わってしまっていいの?」と聞きたい気持ちでいっぱいですが、それをすることも出来ません。
2006-11-02 - かずあにっき

この日記で取り上げなかった、というか扱うことすら馬鹿馬鹿しいと思っていたことを一瞬頭に浮かべました。
村上さんを撮した画像が、ネットに氾濫した先日のあのことです。
しかしそのこととこのことを短絡的に関連づけることは、責任論を押しつけあうだけの空虚なものだと思います。それは芸能界を離れた彼女が既に不在であり、憶測だけで語られても否定も肯定もする術が無いからです。
人気アイドルグループメンバーの「海外留学に伴う休業」も彷彿とさせ、タイミングの最悪な脱退劇。
ラジオレギュラー、イベント、メジャーデビュー、単独コンサートと「これから」を期待し続けた事務所側と、芸能界を離れる彼女とのやりとりは尋常ではなかったでしょう。それでも事は決してしまいました。
事後報告 - men’s6 他力本願

今回の事を聞いて、いろんな側面から、いろんな考えが浮かんでくる。
そっから、二つ三つ挙げていろいろ語っても、中途半端になるだけなんだ。
全部の事が複雑に絡み合って、今回の脱退になったんだろうから。
だから、何もコメントできない。
ただ、めぐちゃんには、歌やダンスや演技を大好きって思う気持ちは、
これからもずっと持ち続けて欲しい!!
万人にはない魅力を持った子なんだから。
オフィシャルサイトに載った、このお知らせやコメント。
この文面通りには受け取れない、納得できないという人もいるかもしれない。
自分だって、納得できている訳じゃない。
全然、割り切れてない。
けど、必要以上の憶測はしたくない!
我々ファンに公式に提供される情報、それ以外の部分までも詮索される事への嫌悪感が、
今回の決断をした理由に繋がっているのかもしれないんだから。
Peach Lane 〜岡井千聖を愛する日記〜

そこにあるのは今この瞬間の現実だけで、過去の経緯を推測するのは困難です。「卵が先かニワトリが先か」という議論を生むだけかもしれません。
ただ、写真が流出するまでは全くゼロの状態で、いきなり責任云々の話ではないと思います。
以前より彼女の意志が固く、あるいはもう気持ちの半分以上はここには無かったと見るべきかもしれません。お互い様々な面で解決の道を探る中で起きたある出来事が、悪い意味でそのタイミングを作ってしまったといえると思います。
それは事務所サイドと本人のコメントの温度差でわかるかもしれません。本来ならば伏せるべきファーストシングルやライブの話を持ち出していることから、最悪でもここまでは一緒にやりたいと思っていたのかもしれないこと、また事務所側はハロプロ卒業という言葉を使っていないことから、痛切な無念さを感じますが、それでも彼女の意志は固いということなのかもしれません。
ただ、このあたりは彼女の気持ちを尊重してあげたいです。もうこれ以上頑張れないのに「頑張って!」と声をかけられるほど残酷なものはありませんから。
もう前に向かって歩いて行きたいですね。
村上愛/℃-uteおよびHello! Projectを卒業(その2) - はろぶろ。

見解はさまざまに分かれても、どれも心にしみる文章です。

私はどうしても本人が逃げたとは思いたくないのです。あの力強いパフォーマンスを、あの気の強さを知っているだけに、あっさりと心が折れるはずはないと考えてしまうのです。
では、「あれを理由に解雇」というのも、さすがにそんな馬鹿なことは考えにくいところです。
間を取って「叱り方がまずかった」あたりでしょうか…。


まさかとは思いますが、真相が「他の事務所の強引な引き抜き」だったら、死んでも死に切れません(誰も死んでいないって)。