2006年のハロプロを振り返る(3)
Wの単独ツアーが行われていなかったことが加護亜依のあの忌まわしい事件を引き起こしたかもしれない、というのは多くの人が思いついた考えでしょう。*12人の使い勝手のよさが、かえってユニットとしての成熟を深める妨げになったということかもしれません。
一方で、それまでコンビの中で加護ちゃん優位の扱いが続いていた中で影に控えさせられた観もあった辻希美にとっては、単独の仕事で注目される機会も多くなりました。それでも音楽活動が乏しくなったことはやはり残念ですが、ここで例えばモーニング娘。に復帰ということをしないのはほとんど意地なのでしょう。
美勇伝については、バニーガール衣装のような暴走が話題になりました。この暴走という見られ方は、何をやっても寒いギャグと化してしまう石川梨華のキャラクター*2に負うところが大きいようです。岡田唯写真集*3というのもありましたが、グラビアだけで話題になるのはやはり難しいようです。