続・モンキーダンス問題(仮)

昨日のアクセス数が当ブログ史上最多だったようで、まずはお越しになった皆さんに深く御礼申し上げます。しかし内容的にそれだけではすまない部分もありましたので、続きを書きましょう。

やっぱり怖い

まず、前更新の最後の方は荒削りなままトラバを送ってしまった、このことは謹んでお詫びいたします。
しかし、この件に関する一部ヲタの主張が怖い、一時期ほどではないものの依然としてベリヲタにある潔癖症が怖い、これは私の偽らざる心境なのです。


それとともに、自分自身のことも怖いと思います。
なにしろ、シャツの裾がはみ出していると言われるのだって腹が立つことはありますので、「こんなことで怒るな」などとはとても言えません。ただ、その怖さのあまり無難なことばかり言うのは嫌なので、できるだけ「無難でないこと」を言おうという意識はあります。
やはり「本当に思っていること」は言いにくいもので、それは「口に出せない」ばかりではなく「自分が己の意識を真に把握できているか」からして怪しいからです。しかし、みんながその心を全開にした状態を想像すると、怖いだけでなく面白くもあります。例えば、私の敵であることがはっきりすればある意味では楽になりますから。


怖いって言っていますが、「ヲタはなぜああなのか」というのは非常に興味深い心理学の題材だと思っています。そして、ヲタ心理の研究はハロプロのこれからの発展に役立つと信じています。

>>暴言の嵐
ファンってそんな方ばかりでしょうか?過剰に反応するのはいわゆるヲタ(皆が嫌うタイプの)だけでは?と思いました。

このあたり、私としても現実とかけ離れた状態を前提とした話でありますし、ある意味では誰もが「嫌われるようなヲタ」の要素を持っているとも言えますので、これは違うと感じました。また、ここにるのーさんと私の齟齬が集約されているのかもしれません。

甲子園への道

チームが甲子園に行けるか、というのと、自分が出場できるか、というのは同じではありませんよね。


http://d.hatena.ne.jp/liquidmania/20080705/1215216711

性懲りもなく、ちと考えてみました。
僕は「Berryz工房にどうなってもらえば嬉しいのか」って。
結果いろいろなことが浮かんできたわけなんですが、一番を選べと言われればこれ。


「かつての娘。を見て憧れた子たちがキッズとしてハロプロに入ってきた時のように、彼女達が同世代や下の世代の女の子たちに憧れられるグループになってほしい」
ということ。
多分彼女達も、内心ではそうなりたいんじゃないかなあ、なんて考えてます。


あのPVを見たら、もうそんな日は永遠に来ないのかも、と思いました。
僕らは彼女達が好きだから「可愛い」って言えるけど、あれを見てBerryz工房ハロプロに憧れる女の子は、そう多くはいないでしょうから。

それなら後藤真希ではなくBerryz工房avexに行けばよかったのに、と思いました。よりよい結果が出るかはともかく、とりあえず金はかけてくれるでしょうから。移籍先はともかく、「ベリこそハロプロを出るべき」というのがそれほど突飛ではないことは、THEポッシボーという例からも伺えるでしょう。
実際、モーニング娘。も、他の多くのアーティストも、当たり障りのないことをやって成功したわけではありません。むしろ変わったことをやったからこそ成功した例が実に多くあります。また、人気があるからといって堂々とファンを名乗れるとも限らないのは、これまた他のアーティストの例から想像できるでしょう。そのあたり、深い洞察が及んでいるとは考えがたい状態で「批判こそ真の愛でござい」というのはいかがなものかと思うわけです。


http://d.hatena.ne.jp/men-s6/20080707#1215450141

そしてそこから、人々の心の中で生長していくものがあるかどうかは、やってみなければ分からないコトなんですよね。まずは信じたいならばとことん信じること。


信じるチカラって結構強いことを、自分は身をもって知っています。

あの方に信じる気持ちがあったならば、今でもモーニング娘。を推せたかもしれない、という気もします。すなわち1曲や1イベントに対するものではない、もっと根源的な不信感が渦巻いていると感じるのです。Berryz工房はそんな絶望によって成功し、その後も絶望に付きまとわれて苦しんでいる、そういう印象があります。


いや、私はリキマニさんに対して反省しろとか、ましてや改悛しろなどと主張するわけでは決してありません。ただ発想の転換をお願いしたいのです。

自由を守れ

アイドルポップスがニューミュージック〜J-POPより自由度が高い/高かったかというと、全体としてはそうは言えないと思いますが、90年代前半にアイドルファンをやっておられた方が「面白さ」を主張するのはわかる気がします。なにしろ当時の音楽界の主流はビーイングのような面白みの足りないものだった*1わけで、これに対してはどうしても個性をアピールするのが自然でしょう。
しかし、その前の歴史を鑑みると、80年代アイドルの衰退とその後のバンドブーム、ともに「パターン化→自滅」を両陣営がやらかしていました。これは「正しさ」「面白さ」ともに拙かったのですが、どちらがより重要だったかがわかりにくく、その結果「正しさ」がしばらくは重視されることになりました。
そして、90年代半ば以降は「面白さ」を求めるムードが強くなり、そのような中でモーニング娘。は登場しました。しかし10年もの長い祭りに疲れ果てて音楽界はやがて地熱を失っていき、そこにネット配信の拡大という不運も重なりCD売上の規模は縮小に向かいました。その少し前がピークだったモーニング娘。も当然煽りを食らいます。
そこで売上低下の原因として

  1. 色物に走ったためにクオリティが低下した。
  2. 1.の主張に配慮して守りに入ったために破天荒さが失われた。

の2つの説が唱えられました。私は1.には賛成しませんが、2.はある程度支持しています。
これはマクロ視点ではまさに「正しさVS面白さ」ですが、ハロプロ内では「4期 VS 5期」や「5期 VS 6期」や、さらには「モーニング娘。 VS Berryz工房」などの底流に現れることになります。
それから、現在のハロヲタにはSPEEDを通ってきた人が結構いるようですが、その中に多いのが「モーニング娘。のようなふざけた奴等」は推せないとしてZONE→Berryz工房の道をたどったファンで、そんな方にとって「モーニング娘。的なもの」はやはり受け入れ難いのでしょう。

秘密の花園

今回、mixiからのアクセスが非常に多かったので、見ようとしましたが公開設定のためか見られませんでした。

http://d.hatena.ne.jp/RENAULT3/20080705#1215279155

例の件をブログで語る必要はなくなりました。
意見が違えど本音が語れる者同士ならこんなにも話が盛り上がるわけで。

ということで、さぞかし盛り上がったのでしょう。*2

しかし、私の更新もまた押し付けだと思われるのであれば、そこは素直に反省したいと思っています。その反省材料として私にわかるように言ってほしかったとは思うのですが、それを見て改めようと思うか、その必要はないと割り切るか、情報がないのでは判断できません。

というわけで、よろしければプロフィールページにあるメールアドレスか、下のmixiアカウント経由で、何が起こっていたのかご説明いただけないでしょうか。
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=7515925

*1:私はビーイング好きですが、これは認めざるを得ません。

*2:という以上のことは言えるわけがありません、はい。