保田圭、小川麻琴、清水佐紀

タイトルは「ブサイク」と言われてきた人を並べてみたものですが、保田や小川のような「ブサイクと呼ばれながらもグループ内に存在できる」ことがモーニング娘。の非凡さだと言いたいところを、しかし「ブサイクと呼ばれてしまう」ことがモーニング娘。の限界とも言えるというジレンマを感じます。


いや、正確にはブサイクと呼ばれることよりは、それに伴う不遇なイメージに対してそう思うのです。「ブサイクと言われるのはむしろ『おいしい』はずだ」「生き残っているだけで十分だろう」なるほど、そう主張する人がしかし安倍なつみ高橋愛に「生き残っているだけで十分だろう」と言ったら嫌がりそう、というあたり、どこかで「なっちや愛ちゃんは圭ちゃんやマコとは格が違う」のような差別意識があるような気がします。*1


さて、清水佐紀に至っては「おいしい」思いすらしていないように見えて、このあたりがBerryz工房の「硬さ」を示しているのではないかと思っています。
キャラが似ているのはむしろ梅田えりかかも知れません。こちらはブサイクとは呼ばれないものの、「アイドル的ではないルックス」とされることはあります。また「おいしい」思いも少しはあるようで、℃-uteはやはりベリとは違うなと感じます。
そんなわけで、ブサイク問題というよりは後列問題というのが本心なのですが、清水佐紀と、Berryz工房での位置が梅田えりかに近いとおぼしき須藤茉麻をうまく生かすことが、グループのブレイクスルーにつながるのではないかと思うのです。


これに関連しまして、
http://d.hatena.ne.jp/under_hirosite/20080722#1216688882
の返答を遅ればせながら。
まあ、「ベリヲタはこんなイメージ」と言われても、なかなか返しにくいのは当然で、例えば「ごっちん推しは他のハロプロメンバーを見下しがちなイメージがある」と私が言われたら、やはりちょっと返事に困ると思います。
ただ、そう言われるような状況を打破したいと思うでしょう。ですから、よくない印象があるとここで書くのは、それが変化することを期待しているのです。やはり推しメンにより強く影響を与えられるのは一推しの人たちでしょうし、ベリヲタにはベリヲタから言った方が説得しやすいでしょうから。

*1:なんてシャドウボクシングをしても始まらないので、具体例を見つけたときに改めて議論してみましょう。