誰かの/何かのせいにしてしまうこと

悪いことがあったとき、その責任を誰かあるいは何かに押し付ける、というのはよからぬ感情ではありますが、残念ながら人が往々にしてたどってしまう道なのだと思います。


ハロプロ関係でよく見られるのは、まず「事務所が悪い」です。毎度おなじみと言っていいほど見かけます。「よいことはタレント*1のおかげ、悪いことはスタッフのせい」というのは、まあ無難な考え方でしょう。しかし、私としてはそこでとどまらず、ある程度建設的な提案を伴った議論を願いたいところです。


次は「特定のタレントが悪い」というもので、しばしば議論の炎上を引き起こしてきました。攻撃が特定人物に集中しやすい、というよりは特定人物に限って本気で攻撃されやすい、というのも爆発しやすい一因でしょうか。
さて、私の問題のコメントです。


http://d.hatena.ne.jp/musumelounge/20081125/1227612233#c

JuliusCaesar 2008/11/28 22:22
高橋愛卒業後のモーニング娘。の攻勢を考えれば、とりあえず悪い要素を押し付けるという考え方は(事務所サイドはともかく)ファンサイドにはありうると思います。
ただ、それは「第二の矢口真里」を生むわけで、私にも少なからず躊躇はあります。

悪い考え方と知りつつ、そう思うこともあるという告白*2として上のように書き込みました。「少なからず躊躇はあるものの私もこのような考え方に呑み込まれそうになることがあります」とすればよかったかもしれません。

矢口真里を出したのも、「一度やってしまった」こと、すなわち矢口を敵役とすることによりモーニング娘。最良の時期を満喫することとなったことへの慙愧の念からです。


それにしてもあの方は誰を挑発したかったのでしょうか。つじたかさん名指しするのかよ!

*1:場合によっては悪意を込めて使われてきた用語ですが、近年ではサッカー界で本来の意味で用いられる機会が増えたことから改善されつつあるとみなし、ここでも使わせていただきます。

*2:今は「懺悔」はできません。現在進行中の問題ですので。