同性人気の続き

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「国民的」と言う表現を使いましたが、それを「目指すべき」というよりは、「目指すとすれば新たな苦労がある」というのが私の意図です。その中身はタレントによって違います(ぉぃ)。例えば歌手の場合は紅白歌合戦がひとつの目安でしょう。*1


コアターゲットの重要性を否定するものではありません。ただし、天下を取る(これくらい漠然とした表現を使うべきだったか)にはそれだけでは足りないのです。これは「天下を目指す気のある」人に言っているのであって、特定ジャンル一筋の人をけなす意図はありません。例えばSHIHOには何も言いませんが、蛯原友里は今後の成り行き次第では笑ってやるということです。


折角なので、こちらから話を振った「木村カエラとか」の話をしておきますと。
木村カエラの人気の基盤は、STモデルではなくて「saku saku」ではないかと思います。モデルとしては、モーニング娘。における保田のようなものではなかったでしょうか。あ、小さいから矢口だろ、という意見があるかと思いますが、こちらは別にケンカ別れなどしていませんので。大沢あかねなどは、歌手活動をどの程度本気でやるつもりだったかが怪しいので、「歌手としての」比較に意味があるかどうか疑問があります。タレントとしてであれば、大沢あかねも成功というほどではなくても、決して悪くない例でしょう。
木村カエラは間違いなく歌手として本気なわけですが、それだけでなく、奥田民生とのコラボレーションなどを通じて、「アーティストなイメージ」を確立しているのは大きいでしょうね。


玉置成実は、ファッション誌でもたまに見かけますし、もともと腐女子向けと言われるアニメの主題歌を歌っていましたので(あ、腐女子じゃ駄目なのか)、その方面へアピールする意図はあると思います。問題はやはり「アニメ主題歌の人」なのがまずいのかもしれません。今以上の地位を得るには、世間の風向きが変わるのを待つしかないでしょうね。


川嶋あいは、ファッションリーダーなどとは別種の「同性人気」をある程度得ていると思われます。ただし、この人は一度は50万枚以上売れたこともありますが、基本的にはマイペースの人でしょう。


加藤ミリヤというのも、女子高生に人気ということになっているようですが、今のところ「国民的認知を受けていない小柳ゆき」というイメージです。そう、小柳ゆきに代表される「明らかにアイドルではないが、若さを失うと人気も失った」という現象って面白いですね。Crystal Kayは近いタイプではありますが、こっちは意外に長持ちするかもしれません。(既にデビューから7年やっていることだし)


おまけ


江角マキコ藤原紀香を同列のようにしたことについては、謹んでお詫び申し上げます。
ただ、江角マキコは一時期トレンディ女優を目指していて*2うまくいっていなかったことがあったと思います。

*1:ただし、紅白は「国民的歌手」と呼ばれる必要条件でも十分条件でもありません。

*2:デビュー時点で「トレンディ」なんてほぼ死語でしたが(笑)。この笑いは私ではなく研音に向けてください。