THEポッシボーとAKB48と
注：私はどちらもライブを見たことがありません。
http://www.scramble-egg.com/column/184u47e.htm
前半も電波ゆんゆんですが*1(ついでに、この人の他のコラムも電波好きにとって味わい深いと思われます)、後半で「THEポッシボーはAKB48に対抗しようとしている」という話があります。実際には単純な客の奪い合いというよりは、AKB48の容量問題でこぼれた客を拾おうとしているということはあるでしょう。
しかし、私が思うにはむしろビジネスモデルとしての勝負を意識しているのではないかということです。すなわち「やたらと金のかかった地下アイドル」たるAKB48に対する「こっちは金をかけずにやってやる」ということなのです。かの「CDジャケの代わりに写真1枚、おまけに写っていないメンバーがいる」なんてのもつんく♂はロックだなんて思っているのでしょう。
そんな胡散臭いロック精神はさておくにしても、AKB48はお膳立てがしっかりしているのが逆に弱点になるかもしれません。これは「物語を与えられた」Berryz工房に対して「自ら物語を作ってきた」℃-ute*2の強みを感じるところからの連想ですが、この辺はファン気質の違いにも現れていて、ベリヲタやAKBヲタにはやたらとトラウマ持ちが多いように見えます。また、キッズ＆エッグ系各グループにしてもAKB48にしても、そこが最終目標ではなくて次の段階へのステップのはずなのですが、少なからぬファンが「変化しないこと」を願っていること、特にAKB48には「次の段階」が今のところかけらも見えないことは不安材料です。
いや、そもそもAKB48は劇場だけで利益を出そうと思っていないとすれば…もちろん考えはあるのでしょう。それが「ハロプロへの嫌がらせが目的だった」なんてちんけなものでないことを願います。
