ヲタはなぜ必死になるのか

必死系と呼ばれる人たちがなぜあんなに必死になるのかというと、

  • 推しのすべての活動を追いかけたい
  • 推しの地位向上の助けになりたい

が主な動機でしょうか。まれに「必死な自分に陶酔している」もあるかもしれません。
ツアー全公演参戦とか、公式写真コンプというのは、財力に加えて運も必要な難事ですが、「そこに山があるから」目指す人も多いのでしょう。さらには少人数イベントなども含めると、「すべて」を追いかけるのは不可能に近くなりますが、それにできるだけ近づこうとする、それがヲタの性なのです。
また、熱心なファン活動によって人気があるとアピールすることにより、推しの活動が広がる、あるいは活動が続くように願う気持ちも大きなものです。


さて、今ベリヲタたちがまたもイベント参加の権利を目指して狂奔しているようです。10枚以上買ってでもイベントに行きたい、まさにヲタの悲しい性です。しかし、一方で必死な人たちは飽きやすくもあります。
Berryz工房の現状は、ハロプロ内である程度高い地位を確保しており、その反面手頃な目標が見えないという立場にあります。つまり必死になる動機の後者は成り立ちにくくなっています。また、何回抽選に挑んでもさっぱり当たらないこともありますし、他の必死系や転売屋と争ってCDを確保するのも大変です。そんなわけで必死さの維持も簡単ではありません。


そこにきて、さいたまスーパーアリーナでのコンサートの知らせが入ってきました。
喜べ!といいたいところですが、さすがに「正気か?」と思うのも仕方のないところです。それでも思いっきりポジティブに考えてみます。
コンサート会場の収容力の小ささ、というよりは転売屋の跋扈のためにチケットを入手できないヲタの不満が高まる中、転売屋もあきらめるくらい思いっきり大きいところでやって、現状の純粋な人気度を測りたいと考えたとみました。また、今後もCDリリースのたびにイベントをやってほしい、しかし抽選はもうこりごりというヲタの声を尊重するなら、イベント会場としてこれくらいの場所が必要になるかもしれません。
コンサート来場者全員にCDをプレゼントなんて豪快な大盤振る舞いが既に発表されておりますので、コンサートでありながらCD発売イベントに近い要素を含むとも考えられます。


だって、解散なんて早すぎるでしょ?