2006年のハロプロを振り返る(1)

1月から…ではなく、ユニット別でおおむね年上の方から順に振り返っていきます。
1回目はエルダークラブのうち後藤真希松浦亜弥カントリー娘。以外です。


今年はこれまでのハロプロの枠にとらわれない活動が多くなりましたが、その主な担い手はこのグループとエッグということになります。おばあちゃんと子供みたいな感じですか。そんなに年齢差はないよ!
もうアイドルというわけにはいかない、いや元々アイドルとはいえないかもしれない人たちですから、その可能性を広げるためには今までと違うことをしなければいけないというわけで、特に舞台での活躍が目立ちました。反面で中澤裕子が舞台のためにハロコン欠場ということがあったように、ハロプロの中心から離れていくような寂しさもありました。また、この中でもまだアイドルという意識があるはずの安倍なつみ矢口真里にとっては特につらかったかもしれません。
安倍なつみは単独ツアーができるはずなのに12月のようにディナーショーが続くとファンのプライドが許さないという考えもあるでしょう。矢口真里はドラマ主演もあり、活動の幅の広さではトップクラスですが、「歌を奪われた」という思いがファンの中に依然として強くあるようです。
メロン記念日はミュージカルや夏の全国ツアーなど積極的に動いていたと言えますが、シングルがインディーズでの発売になるという後退の要素もありました。
これからも実力派としての働きを期待したいところですが、一方で矢口真里が爆弾のようにも感じられ、このあたりのメンバーの扱いは難しそうです。