Hello!Project 2007 Winter 総括〜還りし者、還らざる者〜

まさかこんこんを持ってくるとは思わなかったから、それが見られなかったことが悔しくてレポを書けませんでした。


今回のテーマは「歴史の重みを感じろ!」だったのでしょう。矢口真里現在のモーニング娘。と一緒に歌うことには反発も予想されたところですが、「重み」によって押し切られたようです。
そしてTHEポッシボーに代表される「歴史の始まり」もありました。その他にも全員の見せ場を作ったということで、これはもちろん称賛に値することですが、詰め込みすぎて物足りなさを感じるところもありました。ただそこまで満足させようとすると公演時間が3時間以上になりそうで、帰路の予定が狂う人のことを思うとやりにくそうです。
その不満というのは、例えば「現在のモーニング娘。」があまり見られなかったことにあるわけですが、しかし「現在の(ry」というのは、誤解を恐れずに言えば過去をある意味で捨てることによりできたものであり、そこでハロプロが、いやメンバーはともかくハロプロファンが1つになることは難しいのかもしれません。したがって、それをあえて抑えることにより観客の一体感を演出することができたのでしょう。それが、過去の遺産に頼らなければハロヲタがまとまれないということを意味するのであれば悲しいことですが。


実は「モーニング娘。10周年記念スペシャルライブ」を歴代メンバーを集めてやってくれないかな、と思っています。もちろん、今回の心残りである加護亜依も含めてです。
10年の集大成としてシングルだけでなく、1st〜8thのアルバムから最低1曲入れて…とか全ヲタが泣いたなライブを一度見たいわけです。しかしこのスペシャルツアーが来て通常の娘。コンが来ない地区があると、それはちょっと問題かもしれません。何だその取り越し苦労は!