1年前の私に

超久々の更新は、そんな10年前はともかく、1年くらい前に考えていたことを現在の視点から振り返ってみようというものです。

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いや、そもそもAKB48は劇場だけで利益を出そうと思っていないとすれば…もちろん考えはあるのでしょう。それが「ハロプロへの嫌がらせが目的だった」なんてちんけなものでないことを願います。

AKB48の、少なくとも関係者の一部には「嫌がらせが目的」な人がやはりいるのでしょうか。今年の紅白歌合戦に関する報道ではそこが見え隠れしているようです。

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単独ライブは卒業を前提に用意された花道だったのかもしれません。そうなるとメロン記念日も不安ではあります。さらにはエルダークラブ全員がハロプロを離れるなんてこともないとは言えません。やめてくれ…

メロンに関しては外れだったわけですが、よりによって後藤真希かよ!一番嫌な「当たり」でした。

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AKB48のチームがあったらアイドル的盛り上がりはあるでしょうね。ただしTEAM dream以上のヒールになりかねない、というか何か面白くないことをやらかしそうな予感もあります。

チームとしての参戦ではなかったものの、AKBメンバーのスフィア入りはありました。そして、今年の混迷を極めたスフィアリーグを思えば、"面白くないこと"は起こったと言えるかもしれません。

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そこにきて、さいたまスーパーアリーナでのコンサートの知らせが入ってきました。

喜べ!といいたいところですが、さすがに「正気か?」と思うのも仕方のないところです。それでも思いっきりポジティブに考えてみます。
(中略)
だって、解散なんて早すぎるでしょ?

Berryz工房SSA公演が完売するとは思っていませんでしたが、解散ということはなく「普通にいいてこ入れになった」と言えるでしょう。そして℃-uteに"追いつかれた"ことによる変化もあったと思います。

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この1回だけでなく、メンバーを変えて第2弾以降もあるのでしょうが、そこで加護亜依復活とか矢口真里歌手復帰ということも考えられます。あいぼんはともかく、やぐは心の壁*1を越えられるでしょうか。

その後のハロコンでは、矢口は普通に受け入れられたようです。一方で(涙)…。明暗が分かれました。なお「この1回」とは10年記念隊のことですが、第2弾以降は今のところありません。構想はあったのかもしれません。

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それまではディナーショーで行われていただけだった生演奏がコンサートで広く導入されました。特に松浦亜弥にとっては並々ならぬ覚悟があったのでしょう、態度の悪い客を叱るという出来事もあったようです。また後藤真希は同じことをするのがいやだったのか、ダンサーを従えてのライブでこれまた魅せてくれました。

そんな中にも「遠くへ行ってしまう寂しさ」はあるもので、それを埋めようとしたのがハロプロパーティー2006であり、GAMの活動であるのでしょう。ただ、GAMについては藤本推しの盛り上がりは感じたものの、松浦推しがどう思ったかはよくわかりません。*1

後藤真希については、「セクシー論争」というのもありました。これは肌の露出の多さは下品だと言う素朴な主張だけでなく、R&B的な表現に対する好悪をも含むのではないかと思います。さらにはつんく♂PのR&Bとの相性問題も絡むようです。

これを踏まえて1年後の視点で書こうにも涙が溢れて書けません…。

また、新しい試みは一定の評価は得られたものの、もっと世間に広くアピールする花火がほしいところです。とはいえテレビはバラエティではなかなかCDセールスには結びつかず、ドラマに入り込むのは難しいので、より効果的なのは映画でしょう。「スケバン刑事」ははっきり外れと言っていいでしょうが、映画通をもうならせる作品に出ることができればハロプロに対する先入観を打破することも十分に可能だと思います。

バラエティでは里田まい大活躍があったわけですが、女優としての当たり以前に機会がありませんね。

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一方で、それまでコンビの中で加護ちゃん優位の扱いが続いていた中で影に控えさせられた観もあった辻希美にとっては、単独の仕事で注目される機会も多くなりました。それでも音楽活動が乏しくなったことはやはり残念ですが、ここで例えばモーニング娘。に復帰ということをしないのはほとんど意地なのでしょう。

ののたんが結婚するなんて予想できるか!

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8期オーディションもありました。新メンバーの選択の意図は読みにくいものがありますが、光井愛佳嗣永桃子に似ているという説があり、それならば今のチームワークがよすぎるかもしれないモーニング娘。をかき乱す存在になれるということかもしれません。

「かき乱す」→「かき回す」の方がよかったか。しかしかき回されたかどうかよくわかりません。ハロモニ縮小は痛かった…。

ガッタスはメンバーが分散しているのですがここで取り上げましょう。今年は他チームのレベルアップという壁に突き当たった1年だったと思います。これはスフィアリーグ全体にとっても競技レベルの向上が面白さにつながらないという悩みでありました。ガッタスは撤退したくてもさせてもらえないと思いますので、来年はおそらく新メンバーを加えた第2期ガッタスとして戦うことになるでしょう。

結局は撤退することになったわけですが。撤退が発表されてから新メンバー追加というのも皮肉なものです。

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Berryz工房がいつ℃-uteに追いつかれるかが見もの」とか、書いていそうで書いていませんでした。今年中に追いつけるとは思っていなかったからでしょう。

他にも演劇のような近くに感じられる活動が多かったのもその特徴で、特にTHEポッシボーは「ゼロ距離の味」を知ってしまったハロプロファンを多く惹き付けたようです。ただ、ポッシボー程度がメンバー本人の目標だったはずはなく、現在の活動が続くとメンバー・ファン双方を勘違いさせることになりかねないので、何とか「その先の目標」が与えられることを願います。つんく♂氏の「面白いことをやりたい」の人身御供に終わったという悲劇だけは避けていただきたいところです。

さらに他事務所から預かりのキャナァーリ倶楽部というのも加わったわけですが、人身御供への不安は変わらないようです。

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しかし、「次の人」はまだ当分の間はモーニング娘。のリーダーでいてほしかった吉澤ひとみでした。現在の自分の活動に不満があるようには見えませんでしたし、つんく♂氏コメントからも卒業後の道はよくわからないようですが、よっすぃーは人知れず今後の身の振り方を考えていたのでしょうか。そんなことを考える人になっていたというのがちょっと信じられない気もしますが、事務所サイドから卒業させようと思い立ったとはそれ以上に考えられないので、やはりそういうことなのでしょう。

卒業後のよっすぃーを見るにつけ、本人については順調と言えるでしょう。モーニング娘。の方はともかく。

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05年のシャッフル路線は、キッズ組の地位を引き上げてその役割をほとんど終えたということかもしれませんが、引き続き上の世代と勝負する機会を作ってほしい気持ちもあります。ただどうやって勝負させるかというと、昨年夏の「いしよしスペジェネ問題」のようなことになりかねないので難しいところですね。

夏ハロでは再びシャッフル度が強くなりました。特に1曲がということはないにしても、それなりに軋轢はあったようです。

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今から付け足すことはないか、と思いきや

ごっちんのバックで踊る熊井ちゃんも見たいわけで

もはや見られません(涙)

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それはともかく、夏のハロコンではTHE ポッシボーが歌う可能性があり、それを踏まえてワンダ/エルダーの分割ラインが動くかもしれません。ただし今のところエッグヲタはキッズヲタとほとんど同じのはずなので、モーニング娘。のアウェー感が強くなりかねないのが心配です。

そしてラインは動きました。アウェー感も(ハロコンに限らず)微妙に強くなったような気がします。

どんなことをするにせよ、全員が集まる場があることが大前提であってほしい、これは強く思います。

夏は全員集合の予定が発表されていたのですが、実現しませんでした。

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さて、20歳以上の年齢差があるハロプロ全体をつなぐものは、精神的な何かであることは間違いありませんが、そういった「汚れ」に対する「ピュア」とは違うと思います。何年もどっぷりつかっていたものを簡単にまとめるような豪快さは私にはありませんが、「ナチュラル」が重要ではないかと私は考えています。そのあたりが、ごっちんが色気全開にしたり、キッズ世代が水着になるときに「××とは違うのだよ」という説得の鍵になりそうです。さて「ナチュラル」とは何か…と続けたいのですが今のところは続けられそうにありませんのでこの辺で。

本当に「ナチュラル」であってほしいんですがねえ。ああ藤本美貴…(号泣)

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実は「モーニング娘。10周年記念スペシャルライブ」を歴代メンバーを集めてやってくれないかな、と思っています。もちろん、今回の心残りである加護亜依も含めてです。

10年の集大成としてシングルだけでなく、1st〜8thのアルバムから最低1曲入れて…とか全ヲタが泣いたなライブを一度見たいわけです。しかしこのスペシャルツアーが来て通常の娘。コンが来ない地区があると、それはちょっと問題かもしれません。何だその取り越し苦労は!

実現していません。やっても出られない人が増えてしまったし。さらに「今年モーニング娘。が来なかった地域」は多かったし…相当悪い展開です。

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(糸冬) を予感した皆さん。

次の改編なら、もう確定情報が出ているべき時期ですのでたぶん大丈夫です。とは言い切れない…。

この後、「ハロー。モーニング」→「ハロモニ@」の情報が出ました…。

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ここに至るまで、水面下では延々と交渉が繰り返されてきたことでしょう。その決着はこんな嫌なものになってしまいました。

出場チームに名前のない4チームのことだけでなく、ライブが入るとかいうあたり、何だかどす黒いものを感じてしまいます。

恨みます、スフィアリーグを盗んだ奴を。それにしても一体誰なのでしょうか。

とりあえず解散はしないようです。

これからのガッタスの行方(なめかた)を思うとさまざまな可能性が考えられ、何か言うと全く違う展開がありそうで怖いのでこれ以上の予想はやめておきます。紺野あさ美復帰とか(あ、言っちゃった)とにかくガッタスに幸あれ、と願うにとどめておきましょう。

起こっちゃいましたよ、こんこん復帰。そしてみきてぃにとってはガッタスがあってよかったと言えるでしょうか。


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吉川友だったら万々歳だったんですがね。

その後エッグに入っていました。

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どんな精緻な論理も1人のひらめきの前には無力である、これは芸能界の真理ではないかと思います。しかしオタク的価値観から見ると嫌な話ではあります。叩かれやすいのは、もちろんそれが外れることが多いからなのですが、しかしそんな気まぐれに振り回されつつモーヲタは生きなければならない、というのが我々の宿命なのでしょう。

緻密な計画も大胆な構想も、芸能界の魔物には勝てないのかもしれません。


結論。
ハロプロの1年は本当に長い。