ハロプロ関が原


※以下の内容は多分にネタですので、マジレスにはご注意ください。


前回の更新のテーマであった「モーニング娘。は非常に面白い存在だが、そう見られないことが多い」を、もう少し掘り下げてみます。


「なぜ面白さが伝わらないか」を考えるとき、その展開は2つに分かれます。
1つ目は、スケープゴートを作るもので、モーニング娘。の中では高橋愛、その外ではBerryz工房が主に槍玉に挙げられます。どちらもトークが苦手で硬いところがある、というだけでなく、ともに贔屓されてきたイメージがあり、「俺の推しメンにもっと出番をくれ」という思いの標的になりやすいようです。
2つ目は、特に標的を作らず、漠然と嫌な気分を漂わせるもので、比較的特定の誰かを傷付けずにすむと思われているためか、モーニング娘。が悪く言われやすいようです。
というわけで、モーニング娘。Berryz工房が2大勢力としてにらみ合う形ができます。そして両者ともに多数派工作を行い相手を孤立させようとします。


モーニング娘。側は、まず吉澤ひとみを軸にガッタスとの連携を固め、さらに℃-uteの取り込みを図ります。ここではBerryz工房の「アドリブができない」が攻撃材料になります。*1問題は高橋愛モーニング娘。のリーダーであることで、そちらにとばっちりが行くことを思うと包囲網が弱くなります。
Berryz工房側は、℃-uteに対して「ハロプロキッズの絆」で結束を図り、そしてモーニング娘。OGや松浦亜弥に協力を求めます。この場合の武器は「闘志」でして、現在のモーニング娘。にはこれが足りないのだと主張します。しかし、田中れいなの「ライバル心ならある」発言によって包囲は維持できなくなり、結局は前者とほとんど同じ構図になります。


Berryz工房、または高橋愛の側は一策を講じます。総力戦であれば自分たちの勝ち目はない、しかし大将のみの勝負であれば逆転の目はある。かくしてモーニング娘。陣営に一騎討ちを要求しますが、相手は応じません。


かくして、ここで挙げた

1〜2トップ派寄り:初期モーニング娘。Berryz工房・エッグ年下組
バランス派寄り:現モーニング娘。℃-ute・エッグ年上組

の構図が生まれるわけです。「正調派VS非正調派」と「集中派VS分散派」が重なるのはそういうことなのです。

*1:実はかなり克服しつつあるようですが、その間に他の人たちも成長しますので、相対的には今でも有効です。