ジャパンタイムズの、やけに詳しいモーニング娘。記事

http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/fm20090313r1.html

Japan Timesは明治以来(!)の歴史を持つ英字新聞なのですが、そのウェブサイトにモーニング娘。を取り上げた記事がありました。


今度アメリカでのイベントに出演するのがきっかけだと思いますが、英文を頑張って読んでみたところかなり詳細に書かれていました。「卒業システム」について結構長く述べるなら、5期メンバーがなかなか受け入れられず苦労したことに触れてほしいところでしたが、そこに踏み込むとファンの間でも見解の分かれる問題に関わることになりますので、予備知識のない相手への説明としてはなかなかのものだと思います。


そんなわけで、新しい情報は多くはないのですが、気になったのは「しばらく卒業はない」のと「今後は各メンバー単独の仕事を増やす」というところで、後者はいいことだと思います。
ただ、「グループ活動だけでは注目を集めにくい」というのは何年も前からのことであって、その対策にソロ活動を増やすのはもっと前から行われるべきだった、というより2005年あたりから進められる可能性もあったと考えられます。モーニング娘。OGの増加とその活動の広がりにより、そこに現メンバーを絡ませることは大いに考えられたはずですが、それがうまくいかなかったのは(不明点が多いのですが)結果的に矢口真里に仕事を集中させることになったところと推測され、あの脱退事件が悔やまれます。


また、記事では高橋愛新垣里沙・リンリンへのインタビューもあり、これも既出の話が多いのですが、愛ちゃんが「デスティニーズチャイルドのようなダンサブルな曲を歌いたい」と言っていたのは、他のメンバーや大多数のファンの嗜好とは異なると思われ、そこにとらわれると娘。の楽曲が支持を得にくくなる恐れがありそうです。