悪口にならないように

前回の更新からかなり経ってしまいましたが、悪口でない批判というのは難しいことですが必要だと思います。また、モーニング娘。の現状に不満があったとして、一人を責めても始まらないのはもちろんですが、周囲のバックアップが足りなければメンバー自身の力で打開してほしいし、歴代メンバーはそうしてきた、それがモーニング娘。のアーティスト性だと思っています。


さて、高橋愛が大きな期待を受け、それに必ずしも応えられないできたというのは否定しがたいと考えられます。そこで愛ちゃんの問題点を考えるに「弱点を克服せよ」というのはモーニング娘。らしくないと思いますし、またトークモーニング娘。の本分ではないわけで、そこをあげつらうのは妥当ではないでしょう。そんなわけで、バラエティの話に読めるようでも、本当の問題はそれだけではないように書きました。そうなると「安定より飛躍を」がテーマとなり、その一つの方法としては愛ちゃん自身も言っている留学は有力でしょう。そしてそれがまだ実現しないのがモーニング娘。の都合だとしても、また愛ちゃんの性格上の不安だとしても、気にせずに実行していただきたいし、それによって進化した高橋愛モーニング娘。を見たいと思っています。


もっとも、私はモーニング娘。を意地でも全肯定するのだ、という立場もあると思います。その立場からは「UFAを全肯定する立場」が敵として目に付くのも仕方ないでしょうし、モーニング娘。の本分でないところの弱さを悪く言われたり、「事務所推し」の問題を語るときに一部メンバーが巻き添えを食らうのは嫌かもしれません。