ハロプロ中華思想
http://d.hatena.ne.jp/aimania/20091006/p3
http://d.hatena.ne.jp/aimania/20091011/p5
私の考えでは、三国鼎立と言えば天の時・地の利・人の和であって
魏=天の時=初期のモーニング娘。
呉=地の利=Berryz工房
蜀=人の和=現在のモーニング娘。
そして、℃-uteに当たるのは三国争奪の地・荊州と見ます。グループ間のライバル関係と国家間の関係を同列に扱う無理はありますが、やはりモーニング娘。のライバルは主に過去のモーニング娘。だと思っています。
私がそんな構図を描くのは、モーニング娘。側の観点で年下を本気でライバル視するのは大人気ないと言われかねないし、特にBerryz工房とは方向性が違うのでやりにくいというものですが、一方で娘。OGを無視する構図が描かれるのは、娘。史上で5期メンバーだけが先輩を超えられず、先輩が退くことでようやく中心に立つことができた*1ことに関係するかもしれません。
そして、気になるのが三国志だけに中華思想であって、「ハロプロは日本芸能史上に特別な存在」という考えは広くあるのではないかと思います。特別であるがゆえに外に敵を求めることは難しく、自然とハロプロの内部で競い合うことに意識が向くのは仕方ないと思います。しかし、視点がハロプロの内部に閉じることはジリ貧の道であって、やはり外に目を向けたいところで、団体戦はともかく個人戦ならば内部の戦いに限定されることはありません。
内部の戦いとしては、次のハロプロの中心を巡る田中れいなと嗣永桃子の争いを軸とする関係が思い浮かびます。そこから広げて、Buono!同盟と田中〜光井〜菅谷〜中島ラインなんて妄想も出てしまいます。道重さゆみと矢島舞美がどちらに付くかそれとも中立を守るかが鍵でしょうか。なお、高橋愛から見ると自分の後継者争いなので中立のはずですが、れいなに対してライバル意識があるために桃子*2側に近いかもしれません。
そんなことより外にライバルを求めるのであれば、例えば道重さゆみは若槻千夏と張り合い、高橋愛は青山テルマと張り合うくらいの志を持ってほしいと思います。ただ現状でそれを見出せないメンバーもいると思われるのが問題ですが…。