メロン記念日にモーニング娘。の進む道を思う

以前のエントリで書いた「みんなモーニング娘。だったら」というのは元ネタは何かと言えばおニャン子クラブなのです。モーニング娘。にとっておニャン子はどちらかというとなってほしくないものだった*1だけに、あの仮想は実現し得ないものだったのでしょう。


その反対に、途中からモーニング娘。に新メンバーを入れないという仮想もあります。現状はその時期が遅いバージョンとも言えるのですが、有力なポイントは2ヶ所あります。


(1)後藤真希を最初からソロでデビューさせる

この場合、モーニング娘。は何年も前に解散していて、その後現在までに1度くらい再結成していたかもしれません。史実でいう4期以降が新ユニットとして順次デビューするなら、ハロプロ中澤裕子系の通好みグループと後藤真希系の大衆志向グループの二本立てで発展することになった可能性があります。やがて一方だけがハロプロということになるなら、どちらかはわかりませんが高橋愛のいる方でしょうか。


(2)5期メンバーをモーニング娘。に入れずに新ユニットとする

こちらだとソロ活動が多くなりつつも現在までモーニング娘。は続いていたでしょう。新ユニット(仮にブリリアンツとします)はBerryz工房と同程度にまでは行けるかもしれませんが、モーニング娘。超えは難しいと思います。そんな中でブリリアンツ推しの方々がモーニング娘。推しと、娘。ヲタとベリヲタの間に似た気まずい関係になるかもしれません。*2ただ、おそらく紺野あさ美が大学進学を望んだ時点で解散するはずです。その後復帰の受け皿がブリリアンツかガッタスかが運命の分かれ道です。*3


史実と別の5期メンバーが入って加入卒業システムは継続するというのも考えられますが、ここを掘り下げると5期推しを嫌な気分にさせるかもしれませんのでやめておきます。


現在のモーニング娘。はそれなりにいいものを見せているとは思いますが、変化がなくて物足りなさも感じるところでいわば「メロン記念日化」しつつあるようで、それならその一部が最初からメロン記念日(のような存在)ならよかったのに、ということで考えてみました。そのメロン記念日もついに解散するということで、モーニング娘。もまた解散の可能性を思うのでしょうか。


過去に「モーニング娘。が終わるかもしれない」という危機感が広くあった時期が2度あります。1度目は結成から約2年間、2度目は2004年夏から2005年春あたりで、それを乗り越えたことがその後の充実感をもたらしたのだと思います。娘。がバラバラになってしまうのは惜しいので、終わりの可能性を意識することがかえってグループ存続への刺激になることを期待します。

*1:今は違うのかもしれません。

*2:6期≒℃-ute久住小春真野恵里菜なんて想像もできます。

*3:この場合、私はガッタスのこんこんは推してもブリリアンツのこんこんは推していないような気がします。