個人戦と団体戦

http://d.hatena.ne.jp/JuliusCaesar/20080816
の続きです。

個々のメンバーをアピールするか、それともグループをアピールするかというのはよくある話題ですが、これを現在のファン向けと明日のファン向けに分けて考えてみましょう。


1.現在のファンに向けて

前に書いたようにモーニング娘。に関しては各メンバーよりグループにファンが付いている面が強く、今後もこれを大事にするべきだと思います。また、ハロプロの他勢力を含む視点からも、現在でもモーニング娘。が最大勢力なのは間違いなく、これまた今後とも(2004-05年あたりの試行錯誤の結果から)変わらないだろうし、変わるべきではないでしょう。


2.明日のファンに向けて

これを考えるには、グループ(ハロプロに限らず)を推し始める時に、個々のメンバーとグループ全体のどちらに先に注目したかを思い出してみればよいでしょう。といっても十人十色な上に同じ人でも毎回パターンが違うかもしれませんが、大体において「メンバー→グループ」より「グループ→メンバー」の方がスムーズに注目が広がると思われます。したがって、窓口を考えてもやはりグループ中心であるべきだと考えられます。


3.過去のファンに向けて

これは、1.とは違うでしょうし2.にも入れたくないので第三のカテゴリとします。
Berryz工房のファンが「桃子が凄かったもので」みたいなのが多いようなのですが、その大部分はモーニング娘。などから移ったもので全くの新規とは言い難いでしょう。しかし、そんな人がモーニング娘。を語ろうとすると、離れていた分知らないことも多くなるでしょうし、それに「離れた理由」がその後解決されたとすればその人の行動は突っ込まれやすくなるでしょう。そんなことを(私のような)モーニング娘。のファンに言われるのがいやで、「今更モーニング娘。に戻れない、語れない」という人が少なからず出ているようです。
その解決のためには、モーニング娘。とその他ハロプロ諸勢力がともに新たなファンを獲得することで、淀んだ空気を一掃することができると考えられます。それには(→2.へ)


以上、思いっきりモーニング娘。中心の議論でした。例えば松浦亜弥を中心に置く視点であれば、全く違う議論ができるかもしれません。