みんなモーニング娘。だったとしたら
もし、メロン記念日も松浦亜弥もBerryz工房も…そしてハロプロエッグもみんなまとめて「モーニング娘。」ということになっていたとすれば、というのを考えてみました。
もちろん平家みちよもモーニング娘。なのでオリメンは6人ですが、それを除けば2000年までは史実とほとんど同じでしょう。松浦亜弥が入るあたりから中澤裕子や少し遅れて安倍なつみ・後藤真希などソロ活動できるメンバーは次第にモーニング娘。では控えに回る*1と思われます。史実で言う5期メンバーはあややがいる分かえって叩かれることは少なく、焦って傷を広げるような異動の必要もないでしょうから、2003年あたりには高橋愛がエースに定着していると考えられます。コンサートも一年中ハロプロコン*2では物足りないということでソロや内部ユニットでの活動が盛んになり、例えばタンポポ単独ツアーもあるでしょう。
しかし音楽界の状況が大きく変わることはないと考えますとやはり多少スピードは抑えられてもジリ貧は逃れられないと思いますので、結局は社運を賭けて次世代を売り出す展開は史実通りと見ます。ただ、モーニング娘。内のメロン記念日であれば史実より売れると思いますのでその流れで美勇伝などもよりよく受け入れられるはずで、そうなるとファンの志向はアダルト寄りになりBerryz工房には不利かもしれません。*3矢口真里は「あの事件」でモーニング娘。を脱退はしないものの直後のバラエティ大量出演もなく、ガッタスも史実通りに結成されるならモーニング娘。の中心からは微妙に遠ざけられるはずなので*4「吉澤ひとみの奇跡」もなく、あまり盛り上がらずに2005年あたりを過ごすでしょう。もっとも引き続き保田圭や、さらには斉藤瞳などもモーニング娘。としてテレビに出るならばバラエティ的評価は維持できると思います。
一方でWとBerryz工房の関係が史実通りなら、やはり加護亜依はやらかしてしまうかもしれませんが、違うのは辻希美が「モーニング娘。に戻れる」ということです。そして紺野あさ美と小川麻琴の卒業*5やミュージカル「リボンの騎士」を経て、何年もエースを張った高橋愛はついに卒業*6を決意するでしょうか。そして次のエースは田中れいなと村上愛*7で争うと思われます。
その後はといいますと、辻希美と藤本美貴は現在まで結婚していないと思います。そうなるとアメブロ殿堂入りはなかったと思いますが、活動にブランクができないのはいいかもしれません。後藤真希は史実通りに路線転換してそれが受け入れられて、美勇伝ともども今もモーニング娘。に健在、と思いたいのですが結局は移籍したり活動終了するかもしれません。むしろBerryz工房がモーニング娘。内で浮いてしまってTHEポッシボーと一緒に独立した可能性もあります。そして里田まいはほぼ史実通りに、また道重さゆみは史実より早くバラエティで地位を築くと考えられます。2009年の大量卒業はなく、梅田えりかや久住小春もそのままでしょう。
以上、歴史の変化をややポジティブ寄りに想像してみました。オーディション参加者の変動など不確定要素が大きすぎる要素は無視しましたが、「現メンバーと元メンバーのバランスを考える必要がなくなる」ということでどう変わるか、というのが中心になったようです。また、モーニング娘。は長続きするものではないと思われていたのが、予想を超えてここまで続いていることから結果論として「それならみんな娘。の方がよかったかもね」という考えもあります。