ののたんがやっちゃった

処女信仰というのは今でも根強くあるものだと思いますが、いたずらにそれを求められることはタレントとしての可能性を狭めることになりかねず、推す対象が国民的アイドルことを願うハロヲタとしては強く言えないところではあります。


また、相方を失った悲しみを思えば、彼女を責めるわけにはいかないという思いもあるのでしょう。これまで推していた方々はもっと怒り狂うべきかもしれないところですが、今回のヲタ界隈の動きは必ずしもそちらには向かっていません。私もまず驚き、続いて「あーやっちゃった」と思いますが、怒りはありませんでした。


ここにきて次々に新たな仕事を入れたのは、それによってののの心の隙間を埋めるという意図があったはずですが、それには少し遅かったようです。この辺の組織としての甘さを責めるべきかもしれませんが、一方でそんな弱さもまた私の愛するハロプロを作るのに貢献してきたのだと思っています。


この件でとばっちりを受けて叩かれている人がいるようですが*1、これでかつてのミニモニ。メンバーは一通り「やらかした」ことになります…高橋愛を除いて。いや、愛ちゅんは絶対にやらかさないと思います。しかしそれは矢口や加護の持っていた"ロック"と呼ばれるものと裏表なのかもしれません。そして「キッズ世代は変なことをやらないように」などと言われるのを見て、ハロプロファンの願ってきたことがハロプロから何かを失わせたのかもしれないと感じるのです。



これを読んで「他人事だからそう言えるんだ」と思われる方もいるでしょう。
いや、これがごっちんだったとしても私はおそらく受け入れると思います。一推しのことですので100%とは言い切れませんが…。

*1:2年前にやらかした人です。そういえば主な"被害者"も2年前と同じだったりします。今回はあの時のような物語を作れそうにありませんが。